タグ・ホイヤー、WEB3へ加速化。
タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4 NFT表示可能
2022年6月15日(水)。スイスの高級時計ブランド、タグ・ホイヤーは、ラグジュアリースマートウォッチタグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4で、NFT（非代替性トークン）アートワークをウォッチに表示できるようになったことを発表。ユーザーがクリプトウォレットに接続して真正性を保証できるユニークで特別な体験。
NFT（非代替性トークン）は、イーサリアムなどのブロックチェーン上で所有権が追跡されるユニークなデジタル資産を表すために使用される用語です。NFTとして表現できる資産は、デジタル収集品や芸術品、仮想世界内に存在するアイテム、衣料品や不動産などの物理的な資産に対する請求権など、多岐にわたります。今後、NFTはブロックチェーンだからこそ可能な、全く新しいユースケースを実現するために使用されるでしょう。
タグ・ホイヤーは、非常に収集価値の高い貴重なアート作品を現実の世界に持ち込む新しい方法を紹介します。新たに搭載されるウォッチフェイス、“レンズ”を通じて、所有者の証明とともに腕に装着することが初めて可能になったのです。この新しい機能を開発するために、タグ・ホイヤーは、BAYC、CryptoPunks、CLONE X、WoWといったコミュニティの主要メンバーと協議し、レンズの機能および体験が、コミュニティにとって真の価値を創りだすことができる。
タグ・ホイヤーは、2015年にタグ・ホイヤー コネクテッドを発表して以来、ラグジュアリースマートウォッチ分野のパイオニアとしてとして第一線を走り抜けてきました。この新しい体験は、タグ・ホイヤーのさらに拡大していくアプリやウォッチフェイスのデジタル エコシステムの一部で、社内開発チームがデザインし、タグ・ホイヤーのトレードマークのシグネチャーが施されています。
タグ・ホイヤー CEO フレデリック・アルノーは、”私はNFTの分野に深い関心を持っており、この機能は、アヴァンギャルドで革新的な技術を持つタグ・ホイヤーの伝統に合致しています。私たちの時計は、NFTの所有権を証明する機能により、ユーザーが自分のデジタルアイデンティティを誰にでもアピールできるようにします。タグ・ホイヤーは、今後Web3についてさらに多くのストーリーを語ることでしょう。”と述べています。
NFTとの相性抜群のタグ・ホイヤー コネクテッド
タグ・ホイヤー コネクテッドは、ラグジュアリースマートウォッチの世界的リーダーとしての地位を確立しています。そして、新しい体験は、スイス高級時計ブランドであるタグ・ホイヤーのイノベーションに対する評価をより強固なものにします。タグ・ホイヤーのデジタルおよびアナログにインスパイアされたウォッチフェイスのコレクションとともにに、NFTをウォッチに表示します。ユーザーは、ペアリングされたスマートフォンを介して、複数のNFTを新しいLensウォッチフェイスに転送が可能です。
ユーザーは、ペアリングされたスマートフォンを介して、複数のNFTを新しいレンズウォッチフェイスに転送することができます。このウォッチフェイスは、▲マークで時間、●マークで分を表現する新しいコンセプトのデザインを含め、お気に入りの写真やNFTの作品とともに時間を表示する3つのユニークな方法があります。
タグ・ホイヤーはLedgerと提携し、ユーザーがタグ・ホイヤー コネクテッドでNFTに安全にアクセスし表示できるようになりました。この新機能は、メタマスクにも対応しており、ユーザーは、時計の丸いスクリーンで最適に表示されるように、画像のサイズを変更することができます。
デジタルアイデンティティの新しい表現
タグ・ホイヤーは、時計のダイヤル上に所有権の証明となるグラフィックを導入しました。NFTは六角形の中に表示され、イメージの周囲には粒子の雲のエフェクトが現れます。NFTには、静止画のものと、アニメーションGIFのものがあります。タグ・ホイヤーの独自のウォッチフェイスは、これらのフォーマットを画面上で鮮明に再現し、アニメーションを無限にループさせます。デジタルアイデンティティが物理的なアイデンティティと同じくらい重要になりつつある現在、タグ・ホイヤーは、これらの異なるバージョンの自分をつなぐ架け橋となることを目指しています。
このタグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4の新体験は、App StoreとPlay Storeで無料でダウンロード可能です。
タグ・ホイヤーの新しいNFTディスプレイ機能は、アヴァンギャルドなブランドがアメリカ合衆国のタグ・ホイヤー公式ウェブサイトでBitPayによる暗号決済を導入し、ビットコインやイーサリアムなどの様々なデジタル通貨でタグ・ホイヤーの時計やアクセサリーを購入できるようになったわずか数週間後に発表されました。俊敏な技術的思考で知られる同社は、Web3分野ではまだ始まったばかりです。
