7月19日発売空山基 x ロジェ・デュブイ

世界的アーティスト空山基とスイスの時計ブランド”ロジェ・デュブイ”がコラボレーション。日本先行限定28本、7月19日に発売。

空山基 x ロジェ・デュブイ

2022年7月、スイス発の高級時計ブランドであるロジェ・デュブイは世界的イラストレーターである空山基氏とコラボレーションを果たし、『エクスカリバーモノバランシエソラヤマ』を発表。

超写実的アート『セクシーロボットシリーズ』で世界的に名を知られる空山基氏。これまでハイファッション、テクノロジー、音楽など様々なビッグネームとコラボレーションを果たしてきた空山氏が今回タッグを組んだのは、スイスの高級時計ブランド”ロジェ・デュブイ”。圧倒的な技術と独創性で時計界を席巻し、現代的なスケルトンムーブメントの先駆者として世界中から高い評価を受けています。そんな両者のDNAが融合したのが『エクスカリバーモノバランシエソラヤマ』。

2022年7月19日に、日本先行として28本限定で発売。（価格：803万円税込）
商品詳細はこちら
https://www.rogerdubuis.com/jp-ja/roger-dubuis-x-sorayama
お問い合わせ先は、ロジェ・デュブイ銀座ブティックまで（03‐5537‐5317）

写実表現技法のゴッドファーザー　空山基氏

女性の人体美をロボットに取り込んだ”セクシーロボット”シリーズによって一躍その名を知らしめた生きる伝説。数々のエポックメイキングな作品を生み出しており、氏がコンセプトデザインを手がけたソニーのエンターテイメントロボット”AIBO”（1999）はそのひとつ。エアロスミスのアルバム”Just Push Play”のを手掛けるなど、国際的な評価を獲得しています。

ロジェ・デュブイを挑発する空山基氏の奇想天外な仕掛け

このタイムピースの主役はなんと、文字盤左上に配されたマイクロローターが創り出すモアレ効果。空山氏は、ストッキングの視覚効果からインスピレーションを受け、光と動きの戯れをマイクロローターに創出させました。モアレ効果とは、線と線の干渉によって生じる模様のことであり、2本の線または格子が重なったときに生じる光学的効果です。この手首の動きに合わせて催眠術をかけるようなモアレ効果の開発には約1年以上を要し、まさに空山氏の美学とロジェ・デュブイの時計技術を融合させた傑作。

故ロジェ・デュブイへのオマージュ

ロジェ・デュブイの象徴的デザインである”星”。空山氏は、ブランド創始者である故ロジェ・デュブイのオマージュとして元々の形状を残すことにこだわり、彼の作品の特徴である”セクシーロボットのような曲線と丸み”を際立たせました。そしてなんといっても、ブランド初のフルポリッシュ仕上げが特徴な『エクスカリバーモノバランシエソラヤマ』。すべてのパーツをポリッシュし、全角度をわずかにカーブさせることで、この時計に圧倒的な存在感ととラグジュアリーさを表現することに成功。

★空山氏へのインタビュー
“エクスカリバーモノバランシエ”の印象は？
アート作品でもコラボレーションワークでも、基本的にすべては”セクシー”であることが絶対条件。このモデルのスケルトン文字盤もそうだし、そこから透けて見える歯車の動きは実にセクシーだね。

Q. ローターのモアレ効果にこだわったのは？
ガーターベルトには二重になるところがあって、女性が動くたびにモアレが発生する。あれがとってもエロティックで。腕時計でこんな表現にこだわる人なんていなかったはずだよ。構造的にはまず無理だろうなと思っていたんだけど（笑）、ロジェ・デュブイの優れた職人が実現させてしまった。性能に妥協することなく、これほどまでに表現力の高い傑作を実現し、さらに限界に挑戦してモアレを作り出したことには感動すら覚える。もそも最初から着地点が見えているものなんて誰も興奮しないでしょ？ましてや自分の過去作品の焼き直しなんて、ね。職人たちだって同じはず。クリエイティブって、びっくりさせることなんだから。

エクスカリバーモノバランシエソラヤマ
品番：RDDBEX1013/日本限定モデル、28本限定
価格：8030000円(税込)