AIR JORDAN 4 BRED REIMAGINEDについて知っておくべきこと
2024年2月にAIR JORDAN 4 BRED REIMAGINEDとして発売される新モデル。この一足は1989年に発売されたティンカー・ハットフィールドによって手掛けられた、ジョーダンブランドを不動の人気にしたAIR JORDAN 4(エアジョーダン4)のOGカラー(ホワイトセメント/ブラックセメント(BRED)/ミリタリーブルー/ファイアレッド)の一つBRED(ブレッド)をオリジナルのヌバック(正確には人工皮革のデュラバック素材がオリジナル)素材のアッパーからレザー素材に変更する特別仕様でのリリースとなります。クォーターパネルのネットやグレーカラーのプラパーツの型押しアイレット、ヒールのNIKE AIRなどはオリジナルに準ずる仕様です。
AIR JORDAN 4 BREDがシリーズ屈指の人気を不動にしたのは、1998年のNBAプレーオフ。クリーブランド・キャバリアーズ戦にて歴史に名を刻むフリースローラインからのブザービートを決めたプレー、通称The Shot(ザ・ショット)。 当時Michael Jordan(マイケル・ジョーダン)本人が着用していたのがAIR JORDAN 4 BREDです。その印象的なショットにより一躍人気の一足となりました。
その後、マイケル・ジョーダンの大ファンとしても知られるスパイク・リーが制作した『ドゥ・ザ・ライト・シング』(原題 Do the Right Thing)にも登場。ストリートウェアと共に着用され、買ったばかりのAJ4(ホワイトセメント)を踏まれて悔しさを表す場面は現代にも通じるシーンでもあり、このシーンこそがAIR JORDAN 4の人気を鉄板化したとも言われています。
ちなみに、NIKE AIR JORDAN (エアジョーダン)シリーズの4モデル目として1989年に制作販売されたティンカー・ハットフィールドデザインのNIKE AIR JORDAN 4 (エアジョーダン 4)はミッドカットのみ展開され、エアフライトとソール部分を共有する特徴があります。TPUやメッシュ素材などが軽量化とホールド感向上のために用いられ、機能性を高めながらも一目でエアジョーダンシリーズと分かる一足です。ビジブルエアも前作のAIR JORDAN 3から継続採用されています。
現在では幾度とない復刻で話題となり、特別な一足として存在するモデルです。過去の復刻との比較画像も掲載しておきます。