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9月2日〜 SLACKデザイナー“KAZUYA YASUDA”による“スニーカー遺影アート”個展開催

Styles六本木で “KAZUYA YASUDA”による“スニーカー遺影アート”の世界を表現した初の個展を開催。

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スニーカー遺影アート KAZUYA YASUDA ARTRIM MARK/S/NEAKER

Styles六本木にて“KAZUYA YASUDA”(SLACK FOOTWEARデザイナー)によるスニーカーアートの初の個展『ARTRIM MARK/S/NEAKER(アートリムマークスニーカー)』を開催。

スニーカーにとっての『死』(加水分解)をテーマに『遺影アート』を描き、スニーカーの葬儀を行う。そのスニーカーの断末魔や発するオーラ、一緒に歩んできた思い出を具現化したアート作品に仕上げている。愛着のあるスニーカーの死をしっかり受け止める今までにないアートを展示。

今回の個展は2部制になっており“KAZUYA YASUDA”が所属するPUMP FURYを心より愛する謎のアート集団『PENKINURITATE JAPAN(ペンキヌリタテジャパン)』メンバー“HIDEKI TSUJI” “KYOHEI” “NAOKI.T”の作品も展示。発信という概念ではなく“プロフェッショナルな極上の大人の遊び”を追及している為、謎が多い集団ではあるが今回初のグループ展参加によってその全貌がついに明らかになる。

『蒼天の拳リジェネシス』作画で活躍中の漫画家“HIDEKI TSUJI”の繊細な絵のアーカイブや、マルチクリエイター“KYOHEI”によるダンボールスニーカーオブジェも展示。スニーカーに焦点を当てた作品や漫画、アニメのカルチャーまでもが交差する場になる。今回はスペシャルゲストで参加のイラストレーター“TAKUMI IWASE – TOKYOGUNS” “kotori – 輝彫師”からなるスニーカーのイラストやアクリル板に彫刻を施し、光で表現した斬新な切り口の作品がよりスパイスの効いた一体感を演出。

2部期間中は“KAZUYA YASUDA”がデザインするSLACK FOOTWEARのPOP-UPも同時開催。今までに見たことのないSLACK FOOTWEARとアートとの融合をアニメ『JOJOの奇妙な冒険3部OP』映画『進撃の巨人』ドラマ『彼岸島』のモデラ―として活躍した“NAOKI.T”の手によって生み出される。SLACK FOOTWEARの像(ヴィジョン)をスニーカー1足につき1体ずつキャラクターとしてイラストで表現した進化系の売り場にも注目。スニーカーヘッズなら是非とも参加したいイベントになるはず。

『ARTRIM MARK/S/NEAKER』@Styles 六本木 概要


場所:〒106-6104 東京都港区六本木6-10-1六本木森タワーウェストウォーク4F

Tel :03-6447-1782

会期: 【第1部】2019年9月2日(月)~2019年9月13日(金)
時間:11:00~21:00
『PENKINURITATE JAPAN』@Styles
六本木
場所:〒106-6104 東京都港区六本木6-10-1六本木森タワーウェストウォーク4F

Tel :03-6447-1782

会期:【第2部】2019年9月14日(土)~2019年9月30日(月)
時間:11:00~21:00
『PENKINURITATEJAPAN OFFICIAL INSTAGRAM』
@penkinuritate_japan

プロフィール

『KAZUYA YASUDA』
PENKINURITATE JAPAN
【SLACK FOOTWEAR】のデザイナーでもあるが、大のスニーカー好き。
幼少期から母の影響でスニーカー収集を行い300足以上所有。
特に幼少期に【PUMPFURY】に魅せられ将来の夢はスニーカーデザイナーになると決めたほど今まで大切に履いてきた。何をやるにもスニーカーを優先してしまう。
現在はソロ活動として、スニーカーを使ったアート活動や小説を中心に活動。
【Men’s JOKER】にてスニーカーコラム【三度の飯よりスニーカー】を連載。コラム内では
様々なクリエイターとコラボ作品を製作した。
PENKINURITATE JAPANでは主にアートと声出しを担当。
『HIDEKI TSUJI』
PENKINURITATE JAPAN
【蒼天の拳リジェネシス】の作画を担当する漫画家。
【蒼天の拳リジェネシス】で正式デビュー。
原哲夫のアシスタントを務め、原哲夫が自分の作品を任せるに足る人物と認めた逸材。
今作が初連載ながら、原哲夫より伝授された力強い画力と迫力ある演出で新たな北斗伝説を生み出している。
絵のタッチを自由自在に変えて描くことができ、繊細かつ豪快で躍動感のある絵が持ち味。
光と影のコントラスト、白と黒で表現する極致を目指す唯一無二の存在である。映画にも詳しく様々な描写が頭にインプットされている為、表現方法も非常に豊かである。
PENKINURITATE JAPANでは主にイラストを担当。
『KYOHEI』
PENKINURITATE JAPAN
超が付くほどの蒐集癖を持ち、対象は美術品・玩具・書籍・標本などと幅広い。
魔術や妖怪などのオカルト知識にも長けており月刊ムーを毎月購読している『ムー民』でもある。
コレクションの中でも特に驚くのがトランスフォーマーと漫画家のサインで部屋の壁面を覆いつくすほどである。
指先も器用で段ボールを使ったアートのみならず数々の遊びのあるアートを生み出す。
PENKINURITATE JAPANでは主に立体作品やグッズを担当。
『NAOKI. T』
PENKINURITATE JAPAN
元神風動画のCGモデラーで現職大工、兼イラストレーターという異色の経歴の持ち主。”無ければ作る”をモットーに自宅までも自分で作ってしまうマルチクリエイター。
代表作はアニメ【JOJOの奇妙な冒険 三部】OPや映画【進撃の巨人】OP,ドラマ【彼岸島 love is over 】OP等。数々のアニメ、映画、MV、ゲームOP等にCGモデラ―として参加。様々なコンペティションに応募し、賞も獲得する実績の持ち主。
メンバーの中で最もユーティリティーな動きをする。留学していた事もありアメコミの知識に長けている。
PENKINURITATE JAPAN では主にイラスト、動画、写真を担当。
『TAKUMIIWASE』
TOKYOGUNS
イラストを中心に、音楽、雑誌、フィギュアやテレビの仕事に携わり様々な作品を残す。
そして自身の好きなモノやコトを楽しみながら表現している。
高校生の頃にエアジョーダン6に憧れ、それ以来スニーカーカルチャーにどっぷり浸かる。
自身のもつ様々なカルチャーや作品がスニーカーのカルチャーにLINKする事が多く、
切っても切れない自分の歴史の【足もと】であることに間違いないと感じる。
これからもシーンにしっかりと立ち、GRANDをKICKして挑戦のJUMPを積み重ねたい。
『kotori』
輝彫師
アクリル板に様々なイラストをリューターで点刻して作品を彫刻するアーティスト。
ただ彫るだけではなくLEDを使った光と色で第二の命をアクリル板に落とし込む。
唯一無二の彫刻家【輝彫師】として活動中。色のないアクリル板に様々な光を当てて
幾重にも広がる幻想的な作品には思わず見とれてしまう。
『PENKINURITATE JAPAN』
ある日突然、街中のいたる場所に【ペンキぬりたて】と書かれたステッカーが貼られていたら・・・・
どれだけの人達が「服にペンキが付着するのではないか」とビクビクして混乱するのか・・・ステッカーだけで人々を混乱の渦に巻き込めるのではないか?と妄想した。ただのステッカーよりも言葉の重みが違う。いたずらで世をひっくり返すような事がしたい。趣味、思考の違う人間が集まり着地点を決めず馬鹿にしかできない「遊び」を超えたプロフェッショナルな極上の大人の遊びを提案し、いつか天才に褒めてもらいたい。
『ARTRIM MARK/S/NEAKER』
高校生の美術の授業で絵を描いた。
一生懸命描いたが、パレット上に塗り重ねられた絵の具や混ざり方がキャンバスに描いた作品よりも優れた作品に見えた…それがとても衝撃だった…


今から約6年前に老後の自分を考えた。
スニーカーや靴に頼ってばかりの人生だから老後は絵を描きたいと思っていた。
新しい土俵で楽しみながら最後を迎えられたら最高の人生だと思っていた。
ただいつ死ぬかわからないし、老後なんて自分にあるのかを考えたら恐怖でしかなかった。
やらずして死ぬのは後悔しか残らない。やるならコンセプトをしっかり考えて絵を描きあげたいと思っていた。そのコンセプトに6年の歳月がかかってしまった…


ここ最近は数々のアーティストの方々と交流をさせて頂いていた。絵の描き方よりも何を目的として描いているかにとても興味があった。新しい発想にとって不必要なものは固定概念だと思っているからこそ絵に関しては素人、初心者のままで挑みたい願望が強く、何一つ絵の勉強はしなかった。


アーティストは個性の塊だからこそ一人一人同じ視点で考えていない事がわかった。それが大きかった。自身は【ART】【SNEAKER】ここまではコンセプトの中に組み込もうと決めていたがあとひと押しが全く出て来ず、常に模索状態で6年かかった。そしてやっと見つけた…SLACKの展示会準備でPOPを何気なくカットしている時に閃いた。【TRIM MARKS】…通称トンボと言われる切り取り線を陰ながら導いてくれるラインである。切り取る、切り取られたら捨てられる。そんな曖昧な奴を生かしたいと思った。世に引っ張り出してやりたかった。
そしてART・TRIM MARKS ・SNEAKERと全てが線になった。必然的な偶然と奇跡だと感じた。ドキドキしてすぐに画材屋に向かった…


20代の頃に【生命のあるスニーカー】を作りたいと言う目標があった。とにかくひたすら考えても答えは出ず…
昔、草むらを歩いていた時にシューレースにくっつく植物の種子(オナモミ)を見た。ある意味生命のあるスニーカーなのかな?と思いスニーカー全体に色んな花の種を仕込んで、自分が歩いた痕跡としていつか花を咲かせられれば生命があるスニーカーと解釈できると考えた。ただ生産背景を知れば知るほど種を仕込むのは非現実的な事であると感じるようになってしまった。だからスニーカーには元々生命があり、自分がスニーカーと歩んだ思い出、オーラ、イメージ、メッセージ…最後の断末魔などを自分なりにキャンバスをパレットと見立て、その会話をTRIM MARKSで切り取る事で絵として表現して行こうと決めた…


スニーカーが好きになった【平成】が終わった。自分の中では90年代は青春の1番の思い出が詰まっているからこそ【平成】が終わるまでに行動ができたのは奇跡だと思っている。【平成】の始まりと終わりでは時代は随分と変化した。アナログからデジタルに変化した時代の境目を何度も見させてもらった。それにともない、絶望的な心のなさと味気なさも感じた。そのリアルとフェイクを自分なりに【ART】につなげて行きたい。全てが経験と目標達成の為に初心者でありながら楽しく描く。スニーカーはしゃべってはくれないけど見えない何かがあるのはわかるようになってきた。ただ歳をとり、色褪せてボロボロに朽ち果てる前にそれを絵と言う形に残してやりたい。スニーカーが笑って加水分解して逝けるように…最高の笑顔で撮った遺影のような作品にした。