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【コラム】2023年版 スニーカーシーンに戻ってきた人気モデル 5選

スニーカーシーンに戻ってきたあのモデル 5選

昨今スニーカーブーム終了と言う謎のワードが世間で騒がれていますが、それでも新モデルが発売され続け、一時期と比べて自分で好きなモデルを選んで買えることも多くなった、そんな昨今。スニーカー製造のコストアップや様々なものの価格が世界的に上がっていることや、日本では円安も伴い、スニーカーも自分たちの目で厳選することが必須となった2023年。そんな中、価格も控えめなモデルを中心となりスニーカーシーンに様々なスニーカーがカムバック。注目されていたランニングスニーカーやクラシックなスニーカーもロングセラーとなっています。

NIKE ZOOM VOMERO 5

NIKE ZOOM VOMERO 5は2007年にデビューしたAIR VOMERO(エアボメロ)からアップデートされ、2010年にデビューしたZOOM VOMERO 5。その後Samuel Ross(サミュエル・ロス)が手がけるA-COLD-WALL *(ア・コールド・ウォール)とナイキのコラボレーションスニーカーとして2018年に発売され話題となったのも記憶に新しいところ。

2022年より様々なカラーが発売され、アッパーの粗めのメッシュ素材と主にTECTUFFレザーを採用したコンビネーションアッパーにサイド部分のラバーゲージ等複雑かつクラシカル感を感じる外観が現在に新鮮に映ったこともあり、スマッシュヒットを続け、毎月のように新しいカラーが発売されているモデル。ナチュラルカラーも人気です。

ASICS GEL KAYANO 14

2008年にアメリカのランニング専門誌「RUNNER’S WORLD」のINTERNATIONAL Editor’s Choiceを受賞したことでも知られるASICS GEL KAYANO 14(ゲルカヤノ 14)。GEL-KAYANOシリーズの初代から携わってきた榧野俊一に代わり、山下秀則が初めて設計に携わり、歴代の優れた機能やデザイン性を受け継ぎながら、タウンユース向けにアップデートされました。

KITHやJustin Saunders(ジャスティン・サンダース)が手がけるブランドJJJJound(ジョウンド)で専売モデルやコラボによって再注目を浴び、その2000年代ぽいクラシック感と空気感が現代にフィットし、セレクトショップなどにも並ぶ一足に。現在はホワイトやシルバーなどのカラーが人気です。

AJKO

NIKE AIR JORDAN 1 OG(エアジョーダン1 OG)のレザーの代わりにキャンバスアッパー使用したファブリックバージョンとされるAJKO。厳密に言えばAIRも入っておらず、各所でパーツが簡素化されている、KNOCK OFFと呼ばれる廉価版モデルと位置づけられる希少なモデル(マイケル・ジョーダンを若者がノックアウトできるように作ったモデルと言う意味でKNOCK OUT説もあり)。

UNIONとジョーダンブランドのコラボレーションとして突如発売されたUNION X JORDAN CLASSIC MATERIAL AJKO 1 LOW。スウッシュ部分は脱着可能なベルクロ仕様となった、キャンバス製に拘ったクラシックキャンバスVer. と UNION EXCLUSIVE としてレザーVer. が展開され、新たなAJKOが登場する事で話題となりました。さらに2023年10月にNIKE AIR JORDAN 1 HIGH KO / AJKO BREDのローカットバージョンの新しいカラーとしてSHADOW(シャドー)やKENTUCKY(ケンタッキー)カラーがリリースされます。

NIKE MAC ATTACK

様々なシグネチャーモデルが存在する往年のテニス名プレイヤーの John McEnroe(ジョン・マッケンロー)のために1984年に制作されたNIKE MAC ATTACK(ナイキ マックアタック)。2021年頃かららTRAVIS SCOTT (トラヴィス・スコット)、LeBron James(レブロン・ジェームズ)が着用し復刻が噂されていた懐かしいモデルが2023年に満を持して復刻発売(名称はNIKE ATTACKに変更)。

スニーカーブティックSocial Status(ソーシャルステイタス)とのコラボモデルやTRAVIS SCOTT (トラヴィス・スコット)とのコラボレーションでおなじみとなる反転仕様のスウッシュモデルも発売予定です。

ADIDAS SAMBA

トリを飾るのは2023年も引き続きファッションシーンにも根付いており、スニーカーフリークだけでなく、尖ったファッショニスタにも好評だったADIDAS SAMBA(アディダス サンバ)。4年に1度開催されるFIFAワールドカップのブラジル大会のタイミングで1950年に発売され、その開催国ブラジルミュージックであるサンバがモデル名の由来とされています。

柔らかなレザーアッパーとスエードのオーバーレイをあしらってスタイルを踏襲したSAMBA OGは現在も定番人気となっており、2023年も多数ショップやブランドとコラボ。Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)のHuman Raceや米国ロサンゼルス在住のアートディレクターEmily Oberg(エミリー・オーバーグ)が手がけるアパレルブランドSporty & Rich(スポーティ & リッチ)、KITH NYのオーナーであるRonnie Fieg (ロニー・ファイグ)などなど目まぐるしい一年となりました。

2023年はハイプなスニーカーだけでなく、アイコニックなモデルやファッションシーンにも取り込めるモデルが様々なカラーで展開された一年ともなりました。ランニングスニーカーの人気が再燃し今後も人気が継続されるのでは。