NBA好き/スポーツ好きには特にショック過ぎた2020年に起きたヘリコプターの墜落事故によって命を落としたKOBE BRYANT(コービーブライアント)。2003年にNIKEとの契約後、パフォーマンスシューズを履き続け、2005年に登場した初のシグネチャーモデル初代NIKE ZOOM KOBE1(コービー1)から現役最後の2015-16シーズンに着用したKOBE 11まで、今でもプレイヤーシューズとして人気の高いモデルが名を連ねます。人気選手だけに、現在ではプレミアムが付きまくっているモデルもありますが、日本では少し通好みとも言われていますが、現役引退後のモデルでも実際には即完売するモンスターモデルです。
KOBE シグネチャーライン 厳選名作5足
アディダス→フリー→ナイキと契約後、コービーの事故の後、一時はその後の販売もなくなるのではとも言われたKOBEシリーズもKOBE遺族との話し合いの結果、パートナーシップは継続され、その名作モデルは今後の販売も安心して行われるようです。ちなみにコービー引退後のモデルにはADが付き、その後現代的なパフォーマンス性能を備えた復刻版としてPERFORMANCE RETRO(パフォーマンスレトロ)に由来するPROTRO(プロトロ)として現在も発売し続けています。
NIKE KOBE 6 GRINCH
2010-11シーズンのコービーの足元を飾った(ZOOM) KOBE 6。うろこに覆われた爬虫類をイメージしたアッパーに大型の柔軟なAir Zoom Turboユニットが優れた接地感を提供する屈指の名モデル。当時モデルのKOBE 6の中でも異彩を放っていた今モデルは、2010年のクリスマスデーゲームで近しい人達にのみプレゼントしたと言われのある一足で、2020年にKOBE 6 GRINCH PROTROとして復刻され、もちろん争奪戦となりました。
名前の由来は1957年に登場した海外ではお馴染みの絵本に登場するモンスターであるGRINCHからインスピレーションを得た元々ある爬虫類をイメージしたアッパーにライムグリーンと言う派手なカラーを合わせたことで忘れることの一足に。
KOBE 6 GRINCH PROTRO
GREEN APPLE/VOLT-CRIMSON-BLACK
CW2190-300
発売日 2020年
NIKE KOBE 8 PROTORO HALO
2012-13シーズンにコービーをサポートしていたNIKE KOBE 8。シーズン前に膝の手術に成功したコービーがシーズン活躍を予約されていたのかのように、これまでより薄さと軽さ、そしてスリムさを追求したモデルで、プレイヤーからもこれまでのKOBE 7までとの違いに戸惑いを覚えた人も多いと聞きます。
その後、PROTOROモデルとして復刻されたときには、その特徴をファンは熟知しており、軽量プレイヤーシューズとして人気となり(ほぼ全てが人気モデルですが)、KOBE 8 PROTORO HALOはトリプルホワイトのカラーとNike Reactフォームを挿入してアレンジが入り、見た目にも軽量感が伝わるモデルとなりました。
KOBE 8 PROTORO HALO
WHITE/WHITE-WHITE
FJ9364-100
発売日 2023年8月23日
UNDEFEATED x KOBE 5 PROTRO HALL OF FAME
コービー・ブライアントにとって節目ともなる2009-10シーズン。レイカーズは3年連続NBAファイナルに出場。コービー自身としては通算5回目のNBAチャンピオン(キャリア最後)、2年連続となるファイナルMVPという輝かしい成績とともに足元を飾ったモデルのKOBE 5。
コービーがマサチューセッツ州スプリングフィールドにあるバスケットボール殿堂入りを果たすことになったNIKE BASKETBALLの長年のコラボレーターであるお馴染みUNDEFEATEDとタッグを組んで、コービーとレイカーズに敬意を表して、これまでにないアッパーには大胆にゴールドをメインカラーに使い、愛称でもあるブラックマンバをスネークスキンにて表現。美しい輝きとグラデーションの左右で違うスウッシュにはコービーが着用したユニフォームカラーと片側には着用してきた背番号24、10、8が刻まれ、シュータンとヒールには勝利を意味するUNDEFEATEDのロゴである5 STRIKE(ファイブストライクス)が刺繍で入ります。
UNDEFEATED x KOBE 5 PROTRO HALL OF FAME
METALLIC GOLD/FIELD PURPLE-MULTI-COLOR
DA6809-700
発売日 2021年5月
NIKE KOBE 1 PROTRO ALL-STAR
コービーのナイキでの記念すべきシグネチャーモデルであるZOOM KOBE 1。その中でも特別なモデルとなるKOBE 1 ALL-STAR。2006年2月19日のNBAの第55回オールスターゲームに初お披露目され、2005-06シーズンの足元を飾り初の得点王のコービーの足元に注目が集まる中、スターターとなった彼のために制作された3モデルの内の一つで、外側と内側をカラー違いとする強烈なインパクトの一足。
そして2018年、こちらもKOBE 1 PROTROとして復刻。一般発売がなかったモデルだけに、復刻発売にはファンは歓喜。KOBEシリーズとしては当然少しクラシック目な外観を持つも、現代のプロ選手のパフォーマンス基準に対応する一足となり、コービーファンなら必ず持っているのはと言うほどの人気モデル。
NIKE KOBE 1 PROTRO ALL-STAR
CHALLENGE RED/BLACK-WHITE
DH9888-600
発売日 2018年8月
NIKE KOBE 11 ELITE LOW FADE TO BLACK
コービーが現役引退を表明したラストシーズンモデル。このモデルだけではないのですが、ELITEとつくモデルは既存モデルを更にアスリート仕様にUPDATEした仕様のモデルにのみつく称号。長いコービーの歴史で2015−16シーズンはかなり怪我などもあり苦戦したシーズンで、ファンも悔しい思いをしたシーズンとなりました。
37歳となったコービーは2016年4月13日のNBA最後のゲーム、ユタ・ジャズとの試合でブラックマンバらしくオールブラックのKOBE 11 ELITE LOW FADE TO BLACKを着用。涙なくしては見られない試合で、60得点-4リバウンド-1ブロックの活躍と勝利で有終の美を飾りました。
KOBE 11 ELITE LOW FADE TO BLACK
BLACK/BLACK
869459-001
発売日 2016年4月
コービー・ブライアントの現役時代にリリースされた代表的なシグネチャーバスケットボールシューズ。彼のシューズはプレースタイル、快適さ、サポート力に焦点を当て、多くのバスケットボールプレーヤーに愛用されています。コービー・ブライアントの現役引退後も、彼の名前を冠したシューズは続いてリリース(KOBE ADシリーズ、PROTROシリーズ)されており、現在でも現役NBA選手やコートプレイヤーに人気が高く、今後もその功績に敬意を表するとともに、その存在感を維持していくでしょう。