KOBE BRYANT × NIKE AIR FORCE 1 LOW PROTRO SOFT YELLOW
「マンバ・デイ」を迎えるにあたり、コービー・ブライアントとナイキがふたたび歴史を動かそうとしています。
8月24日、「8」と「24」というコービーの背番号にちなんだこの特別な日は、毎年ファンにとって大切な記念日です。ナイキがこの日に何を計画しているのか、まだ全貌は明かされていませんが、その一端として明らかになったのが、コービーのとある伝説的瞬間にインスパイアされた「エアフォース1 ロー プロトロ “ソフトイエロー”」の存在です。
物語の舞台は1999年。当時、ロサンゼルス・レイカーズに所属していた若きコービーは、まだアディダスと契約しており、「KB III」というシューズを履いてプレーしていました。このモデルは、2026年に「Crazy 3」と名前を変えて復刻される予定ですが、その頃、彼は右手の中手骨を骨折するという大きな怪我を負ってしまいます。通常ならば休養が必要な状況。しかし彼は、決して練習を休むことはありませんでした。
朝の体育館に現れた彼は、レイカーズのトレーニングウェアの下にパジャマを着たまま、左手だけでドリブルをし、シュート練習に励んでいたのです。この印象的な瞬間を捉えたのが、NBAの公式フォトグラファーであるアンドリュー・D・バーンスタインでした。その写真は、後に「マンバ・メンタリティ」、すなわち限界を超え努力し続ける精神を象徴する一枚となりました。
ナイキとコービー・ブライアント財団は、この記憶に残る場面を讃えて、「Soft Yellow」と名付けられた特別なエアフォース1を生み出しました。淡いイエローカラーを基調としたデザインは、当時の彼のパジャマの柔らかな印象を彷彿とさせます。ミッドソールの「AIR」のロゴは、コービーのサインに置き換えられ、アウトソールには彼がNBA優勝を果たした5つの年(2000、2001、2002、2009、2010)が刻まれています。さらに、ブラックマンバにちなんだウロコ模様や、星の代わりに「剣と鞘」のモチーフが取り入れられ、まるで彼のキャリアを称える紋章のような仕上がりです。
かかと部分には、彼がNBA初期に着用していた背番号「8」のシルエットが浮かび上がり、スニーカーの構造自体も通常のエアフォース1とは異なります。インソールにはReactXフォームが採用され、より柔らかな履き心地を実現。かかとにはナイキエアユニットが内蔵され、足元にはあの伝説の写真がプリントされています。付属のシューレースの中には、白黒のチェック柄のものもあり、これは当時のコービーのパジャマ柄を再現したものです。この一足は、ただのファッションアイテムではなく、彼の「努力する意志」を体現した記念碑とも言えるでしょう。
この「ソフトイエロー」は、2025年6月6日に南アフリカのShelflife(シェルフライフ)をはじめ、海外の一部店舗で発売されます。価格は150ドルで、型番はHV9408-700(メンズサイズ)です。さらに、年内には「コートパープル」や「ホワイト」といった新たなカラーも登場予定で、ナイキの「マンバ・メンタリティ」シリーズがさらに広がっていくことになります。
取扱店
BSTN 6月6日 3 EDT (日本時間6月6日15時)
AFEW 6月6日
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KOBE BRYANT × NIKE AIR FORCE 1 LOW PROTRO
SOFT YELLOW
HV9408-700
発売予定日 2025年6月24日
価格 $150