発売前から大きな話題となり、国内では11月9日より店頭で発売、SNKRSでは11月21日に発売となったオフホワイトのクリエイティブディレクターを務めるヴァージルアブローとナイキのコラボレーションライン”THE 10″国内ではそのうち9足が展開となりましたが、サンプル時点で大きな注目を集めいていたエアジョーダン1を幸運にも国内で正規に購入したのでレビューさせていただきます。(長文です)
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【レビュー】NIKE x VIRGIL ABLOH OFF-WHITE THE 10 AIR JORDAN 1
NIKE(ナイキ) とoff-white(オフホワイト)のクリエイティブディレクターの VIRGIL ABLOH(ヴァージルアブロー)のコラボレーションはエア ジョーダン 1から、たゆまぬイノベーションが生んだズーム ヴェイパーフライまで、ナイキを代表する10足にヴァージルのデザイン哲学を注ぎ込まれた世界的にも大きな注目を集めたプロジェクトです。
その中から一番最初に発売されたAIR JORDAN 1(エアジョーダン1)とBLAZER(ブレーザー)から幸運にも AIR JORDAN 1(エアジョーダン1)が東京・上野にある日本が世界に誇るスニーカーショップ”mita sneakers(ミタスニーカーズ)”の店頭抽選で当たり定価購入でき、約一週間それなりに履いてきましたので早速レビューに。
購入の流れとしては朝7時30分頃ミタスニーカーズに到着(ミタスニーカーズ提案モデルのスニーカー着用)→即抽選がスタート→14時過ぎに筆者が別件で仕事の打ち合わせ注に不在着信→かけ直して当選を確認→上野に取りに行きすぐ履き替え。
NIKE x VIRGIL ABLOH OFF-WHITE THE 10 AIR JORDAN 1 OFFICIAL画像との比較
購入後写真を撮るよりすぐ履いてしまうため完全未使用の画像が少ないため、OFFICIAL画像も載せておきます。こちら踏まえて次からの画像へどうぞ。
更に海外で新品の現物画像が公開された時の記事もありますので参考にどうぞ。ディテールについても記載してあります。
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OFF-WHITE x NIKE AIR JORDAN 1 ディテールが明らかに
OFFICIAL画像
こちらの画像はNIKEのOFFICIAL画像となっています。流石に現物とは多少色が違うとは思いますが、やはり面白いデザインなのはすぐわかります。この画像ではカラー等はわかるのですが素材感などはあまりわかりません。そこが楽しみでもありました。
購入後の新品現物画像
じつは箱を開けて即ひもを付け替えてそのまま履いてきてしまったので未着用の画像はこの一枚しかありません。もっと撮っておけばよかったかもしれませんが、どうしても写真を撮るより履くことの方が好きなのでこのあとの着用画像などはまだ1日目のもありますのでご勘弁を。
NIKE x VIRGIL ABLOH OFF-WHITE THE 10 AIR JORDAN 1 着用画像
所謂ON-FEETってやつですが、適当にiPhoneで撮ったものなので…
購入後そのまま履いて出かけてしまいそのまま出先に移動だったので購入から6時間位履いています。出張先に移動だったので何となく踏まれたくなかったためグリーン車で撮った一枚です。ですが残念ながら山手線のラッシュでガッツリ踏まれたあとだったりします…
3日後、さらに新幹線で名古屋に出かける用事がありそのまま履いていったのですが、既にちょっとダメージが。(壊れていくと大げさにはinstagram等では言いましたが、履けなくなるという意味ではないので正確にはダメージですね)
細かくは後ほど検証するとしてすぐ分るのが”85″と書いてあるところが広がって折り目がついてしまっています。トゥ部分とアッパーの異素材切り替えの所が剥がれてきていました。
最近増えてきた紐を緩めて履く履き方で最初は履いていたのですが、ちょっと縛って今は履いています。ですがこれがまた逆に足が痛くなります。こちらも後述。
エアジョーダン 1 THE 10 着用1週間くらい レビュー 詳細画像
まずボックスです。こちらはもう知っている方も多いと思いますが、インサイドアウト仕様で通常のナイキのスニーカーの内側に当たる部分が外側に、逆に外側は内側と反転しています。ですので内側にジャンプマンロゴが入ります。
中にある包装紙もoff-whiteお馴染みのストライプ柄がプリントされた特別仕様。
気分だけでもと入れ直して見ましたが、元々はシューレースは黒が通っています。あ、それとoff-whiteを持っている方やOFFICIAL画像等を見ている方にはわかりきったことなのですが、赤い結束バンドがシューレースについてました(いらないので即外した)
外観はこんな感じです。流石に1週間履いているのでちょっと新品感は薄れていますが、そうは言ってもまだ1週間位です。やはりぱっと見でわかるのはサイドのスウッシュがずれてついているところとミッドソールサイドの”AIR”の文字ですね。シューレースの先にも”SHOE LACES”と書いてあってここはほんと可愛いです。ちなみに合計4色ついてます。
前から見るとシューレース以外は普通…ですがシューレースを通す所の上2つが2重になっておりここを通さないとペラペラ浮いてきます。前述しましたが、ここがいつのまにかドンドンめくれて折り目がつき剥がれてきてしまっています。最悪ステッチの部分で止まると思うので気にはしていませんが、流石に早いな…とは思っています。
後ろから見ると内側と外側が別の素材になっているためここで切り替えになっているのがわかります。あれ、何か剥がれてる…
紐を縛って置いておくと引っ込んでしまうのですが、NIKEロゴが縦向きにはいったシュータンがやたら長いです。はっきり言って邪魔です。良く言えば主張してくれるところでもあります。追記シュータンも変色が始まっています。
内側は通常のスウッシュが入る所にスウッシュの形に穴が開いているだけで、そのかわりに内側に文字が入ります。
上から見ると何となく違和感…
インソールにはoff-whiteのアローデザインがプリントされているのがわかります。そのうち消えそうですね。
わかりづらいですがインソールの前半分に滑り止めなのかギザギザした応答があります。あまり効果があるようには感じられませんが。
履いて1週間でどれだけダメージを受けたか
それではいよいよダメージ具合を検証していきましょう。これから買う人はここからが特に参考になるのでは。
まずアッパー。これはなかなかの衝撃だったのですが、左右で色が変わって来ています…ハズレなのかなんなのかはわかりません。上の方に戻ってもらうとわかるのですが、最初は同じ色でした。そもそもOFFICIAL画像や前述の海外での実物画像のモデルはもっと白い…素材がレザーではなく、例えるならシュータンの裏側の素材に補強をして穴を開けた感じです。とりあえずレザーのようの柔らかさではなく折り目がバタバタと着く感じです。伸ばせばすぐ戻りそうですが、またすぐ着くので気にしない方が吉かと。
それにしてもこの色どうにかならないんでしょうか…よくよく見てみると左足のサイドも同じ色になっているので単純に左右が別ロットで、ハズレをひいたのだと思います。こればっかりは交換も無理でしょうから諦めるしか…もしプレで購入する方はよく確認した方が良いと思います。(なかなか確認が難しいので気にしないのが一番ですが)
一番最初にダメージをうけたと感じた部分です。通常のエアジョーダン1には無いディテール。現物を持っている方はわかると思いますが通常はここはスウッシュが内側と外側でつながりこの上に一枚ヒール部分のレザー(素材はモデルにより変わりますが)が覆いかぶさる部分です。それがないため、圧着してあるだけですぐ剥がれて来ます。ここは履いて1時間後くらいには剥がれて来ていました。
そしてその一枚重なる部分が無いため踵部分の固さがかなり足に来ます。紐をぐっと縛ると特に顕著で足首にこたえます。これも歩き方次第な気もしますが。
履き口です。まあ予想は付いていましたが、スポンジ部分がむき出しなためあっという間にボロボロです。これはどうしようもないですね。
アッパー部分のアップ。前述したように皮革とかでは無いためシワというより折り目がつきます。そして通常ならがっちりステッチされている部分が恐らく異素材の組み合わせのためか既に取れてきそうな部分があります。まあでもこれも予測はできてたのでこんなものかと(こればっか…)
内側です。オリジナルより気持ち柔らかい気もしますがスウッシュが無いからそう感じるだけかも。その弊害か、通常数種で守られる内側部分の白い所がすれてガッツリ傷がはいっています。色的に逆側のどこかの赤黒の部分と擦れているのでこれは歩き方の問題があるのかもしれません。(これまではあまり経験したことのない傷ですが)どちらにせよこれもまあ仕方ないかと。(結局これ)
NIKE presents “THE TEN” CELEBRATION で見た現物
先日NIKE(ナイキ)とOFF-WHITE™(オフホワイト)のクリエイティブディレクターであるVirgil Abloh(ヴァージル・アブロー)氏のコラボレーション”THE TEN”の発売を記念するスペシャルイベント、NIKE presents “THE TEN” CELEBRATIONに行ってきたのですが、その時に現物が展示されており、やはり色とか全然違う…とちょっとびっくりしました。照明の加減もあるでしょうが。
一緒に行った方と足元の写真を撮った時に、あれ黄色くない?と思ったのはいい思い出です。
ヴァージル アブロー x ナイキ エアジョーダン1 THE 10 総評
基本的に筆者自身はコレクターではない(結果的に少ないながらもスニーカーは所持していますが)ため、購入したら履きます。そしてソロソロと歩いたりもしないためダメージを受けやすいのだとは思います。それでもこれまで数百足とスニーカーを履いてきてここまでダメージが早いのは初めてです。ですが、それも味だと思えるくらいの魅力があるスニーカーです。現在は購入がかなり難しく、所謂プレミアム価格もかなりあがっているのが厳しいところですが、所持して損はないかなとも感じています。満足度は高いかと。
(手持ちのAJ1と。ちなみにサイズ感はほぼ一緒です。)
それにしてもこれまでも著名人やコレクターの人が履いていたはずなのになぜ誰もこう言うところに触れないのでしょう??不思議です。ネガティブな所も含めてのスニーカー(や物)だと思いますが。賛否あるでしょうが、off-whiteもエアジョーダン1も好きなミーハーな自分には満足度がかなり高いです。その後参加したイベントで当選購入したAIR PRESTOについても機会がありましたらレビューさせていただこうかなと思っています。
長文になりましたが、参考になれば幸いです。
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pic credit sneakerhack