2018年4月14日に遂にグローバルローンチを迎えた、BOOST非搭載モデルである Kanye West adidas Originals YEEZY 500“Blush” 今回は世界同時発売、そしてかなり豊富な販売数ということもあり比較的手に入れやすいモデルになりました。それでも結果完売し徐々にプレミアム価格になりつつある新モデルを入手しましたので、気になるサイズ感などを含めレビューさせていただきます。
後半でもYEEZYシリーズと比較もしています。
【レビュー】adidas Yeezy 500 “Blush” サイズ感等
Kanye West(カニエ・ウエスト)がこれまでのYEEZY BOOST(イージーブースト)シリーズとは全く違いBOOSTフォームを搭載しない、かつ独創的なデザインの新作モデルが発売。
突如2017年にセット販売として発売されたYEEZY DESERT RAT 500は、世界中のラグジュアリースニーカーの一つのトレンドとなっているDAD(おじさんライク)なスニーカーにもジャンル分けされることも多いモデルです。そう言えば当初DESERT RATと合った気がしますがなぜか変更されています。
リーク時の画像
発売前にかなりのカラーリングがリークされ、現在も様々なカラーが発売されるのではと噂されていますが、実際のところ現時点で発売されているのは2カラー(イエローは極少)ということもあり今後のカラー展開も予測は難しいところです。
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この2カラーが現在発売されたものとなっている(と思います)
以下はリークされたり、カニエ・ウェスト自身が履いていたりしていましたが発売はされていません。
どちらにせよか造形がかなり独創的です。後述しますが、完全なオリジナルデザインではないかもしれません(怒られそう)
オフィシャル画像
今回もオフィシャル画像から見てみます。
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アディダスオンライン(ダイレクト)
adidas Yeezy 500 “Blush”
SUPCOL/SUPCOL/SUPCOL
DB2908
発売予定日 2018年3月14日
価格 27,000円(税込み)
デザインのソースになったのではと言われるモデル
今回発売されたadidas Yeezy 500は独創的なのはご存知の通りですが、ソールユニットは実はほぼ流用とも言えるものです。それがこのADIDAS KB3
サイドから見ても少しわかります。
オリジナルモデルの他の角度が見つからなかったためRETROモデルを参照させていただきます。
アウトソールを見ると一目瞭然。もちろん完全に一緒ではありませんがかなり似ていることがわかります。ちなみにここにも搭載されているadiPRENE(アディプリーン)はこのモデルの他にランニングシューズに主に採用されています。最後の画像はサンプルモデルの画像のようです。
adidas Yeezy 500 “Blush” 現物画像
それでは前置きが長くなりましたが、箱から見ていきましょう。
安定の茶ボックスですが、BOOST非搭載のためBOOSTの文字は入っていません。
全体像です。何ていうかなかなかのインパクトですね。カッコイイのか未だに判断に困っています。
アウトソールはオフィシャル画像でも分かっていましたが、実物見てもやはり中々のエグさ…
adidas Yeezy 500 “Blush” 詳細画像
ディテールにいきます。アウトソール意外のデザインもかなりのキワモノです。
トウ部分からシュータン。ここでは見えませんが、実はシュータンは中でゴムでくっついているためここまでのシューレース形状になぜなっているかは不明です。もしかするとギュッと縛るとかなりホールド性あがるとか?
サイドから見てみます。先程も触れましたがダイカットのEVAミッドソールと高摩耗性のラバーアウトソールであるadiPRENE+ が採用されており独創的なデザインになっています。
細かいところなのですが、ソール流用と言うところからなのか、YEEZYにADIDASのスリーストライプスが入っています。中々新鮮ですね。
BOOST採用モデルでないことから、クッション性と通気性を高めるためにオーソライトインソールが採用。横幅が広いデザインの為ホールド性の高いインソールを採用しないと横ブレが激しいためかもしれません。
YEEZY BOOST 350 / 700 との比較
同じローカットモデルのYEEZYであるYEEZY BOOST 350 / YEEZY BOOST 700と比較。
上から見た時点で既にシルエットが全く違うことがわかります。強いて言えば甲部分あたりの横幅が広いところが共通でしょうか。
サイド。おわかりでしょうが、ボリューム感やシルエットが全く違うことがわかります。ちなみにサイズは左からYEEZY BOOST 700 28.5cm、YEEZY 500 同じく28.5cm、YEEZY BOOST 350 V2 29cmです。YEEZY500は甲への圧迫感がない代わりにアウトソールから迫りくるデザインが窮屈そうには見えます。(実際はそんなことありません)
アウトソール。最初はYEEZY BOOST 350が出た時も中々のインパクトだったのですが、上の2モデル(YEEZY BOOST 700 、YEEZY 500 )と比べるとおとなしいものです。
adidas Yeezy 500 サイズ感 着用画像
先日レビューさせてもらったYEEZY BOOST 700とサイズ感的には近いです。と言うよりYEEZY BOOST 350 V2のサイズ感がおかしかったとも言えます。細かく言うと、縦の長さは通常のSTAN SMITH等と同じくらいですが、横幅が紐をぐっと縛らない限りかなりのゆとりがあり、サイズアップしてしまうと抜け落ちる位です(紐を縛れば解決しますが。)そしてきになる後への圧迫感ですが、シュータンが一体型タイプなため少し締め付けはありますが、苦しいとかそういうレベルではなく、気持フィットしてくれると言ったところです。今回YEEZY BOOST 350 V2よりハーフサイズダウン、ウルトラブーストと同じサイズを選びましたが、甲高で実際の長さはそこまでない筆者の足だと28でも良かったかもしれません。
着用してのは着心地ですが、BOOSTモデルではないため期待はしていませんでしたが、悪くはなく、むしろ程よい硬さが心地よく感じる方もいるでしょう。ただアッパーのデザインが複雑なため脱げないようにきつくしていると脱着に少しとまどります。そのせいかインナーの素材が少し滑りが強いです。重ね重ねになりますが、想定よりは全然良いです。
adidas Yeezy 500 総評
YEEZY BOOST 700を手に入れたばかりなだけに、手に入れるか悩みましたが、デザイン自体は好きなことと、あとあと欲しくなったときにはプレミアム価格と言うことになっていたら厳しいのでサイズがあまっていたフォロワー様から定価で譲っていただきました。サイズはテンプレになりますが、参考までに筆者はYEEZY BOOST 350 V2 は基本29cmでジャスト。750は28cm、350 1stも28cm、NIKEですとAIR JORDAN 1 28cm、AIR FORCE 1 28 or 28.5,AIR VAPORMAX 29cmの甲がかなり高め、幅は普通の足です。購入サイズは28.5cm。足が中でちょっとばたつき、ソックスがつるつるした素材のものだと縦にも動く感じです。
これまでのレビューの中でもかなりのボリュームになってしまいましたが、サイズ感など参考にしていただければ幸いです。