2024年のスニーカーのトレンドモデル
2023年には様々なメーカーからスニーカーが発売され、コラボレーションや限定モデルだけでなく、人気モデルも生まれました。そんなスニーカー業界、2024年も引き続き人気となるであろうスニーカーにスポットを当ててみます。
NIKE VOMERO 5
NIKEのデイリーランニングシューズとして2010年に登場したNIKE VOMERO 5(ナイキ・ボメロ5)は、2023年のナイキのヒットモデルのひとつです。2018年にはA-Cold-Wall*とのコラボレーションモデルのA-COLD-WALL* X NIKE ZOOM VOMERO +5が発売され、2022年には本格的に復活しました。
このモデルは、メッシュのアンダーレイと異なる素材のオーバーレイが組み合わさり、クラシカルなビジュアルと履き心地を求めるユーザーから支持を受けています。複雑なデザインから豊富なカラーバリエーションが生まれ、2024年もさまざまなカラー展開が予定されています。まさにトレンドスニーカーの一つと言えるでしょう。
NEW BALANCE 9060
ここ数年、NEW BALANCE (ニューバランス)のモデルの中でも特に注目されているのがNEW BALANCE 9060です。このモデルは、ヘリテージモデルの990と2011年に登場した860を組み合わせたもので、ダッドスニーカーやチャンキーソールモデルのような外観を持ちながらも、履き心地にもこだわっています。実際、ベースモデルには900番代の名作モデルの993の技術が受け継がれています。
このモデルは、ABZORBやENCAP、CRデバイスなどのランニングシューズのテクノロジーを860 v2のディテールを踏襲しつつも、巨大化したアウトソールやABZORB SBSを搭載したミッドソールが特徴です。ベーシックなカラーからコラボレーションモデルまで幅広いバリエーションがあり、2024年も注目されること間違いありません。
ADIDAS SAMBA
最早説明不要とも言える2022〜2023年のストリートを席巻したADIDAS SAMBA(サンバ)。あえて定型文とも言える説明を加えさせていただくと、フットボールシューズをルーツとしたレザーアッパーにスリーストライプス、クラシックなTトゥシューズ。90年代スニーカーブームを引っ張っていたストリートの若者の間で薄手のローカットシューズを求めていたスケーターから日がついたSAMBA。
その後、静かにADIDASのレギュラーアイテムとしてくすぶっていましたが、2021年頃からセレブリティを始め海外のファンションアイコンとなる女性を中心に一台ブームに。分厚い厚底からの反発とも思える勢いは日本を含めた世界各国、そして若年層からコアなスニーカーフリークにまで浸透。今や街で見かけない日はないほどに。2023年終盤にコンソーシアムから限定でコラボレーションモデルが発売されましたが、2024年もスタンバイされており、何よりインラインのベーシックカラーも安定して供給ができており、その地位は不動のものになっています。
NIKE KOBE 8
2020年に起きたヘリコプターの墜落事故で亡くなったKOBE BRYANT(コービーブライアント)のシグネチャーモデルの第8弾であるNIKE KOBE 8。日本ではバスケットボールファンに人気のモデルであり、現役引退後も高い人気を誇っています。
KOBE 8は、KOBE 7までとは異なる薄さと軽さ、そしてスリムなフォルムが特徴であり、コービーファンだけでなく、スポーツファンからも支持されています。2024年には復刻や新しいカラーが登場する予定です。
NEW BALANCE 2002R
NEW BALANCEからもう一足。今や主力モデルとなっているNEW BALANCE 2002RはMade in Asia(メイドインアジア)のニュープロダクトで復刻発売された一足で、今やコラボモデルはもちろん、GORE-TEX採用のGTX、更に一躍人気モデルとなったアッパーの素材を複数層にすることで履きこんだヴィンテージスニーカーのようなデザインにされたプロテクションパック等多数の人気デザインを持っています。
アッパーにはヌバックレザーとWラッセルメッシュパネルを使用され、前足部にABZORB、ヒールにNergy ソールクッションを組み合わせ、クラシックなランニングシルエットがM2002Rの真骨頂で、ニューバランスの誇るヘリテージカラーからカラフルなカラーも馴染み、履き心地も納得のモデルで流通経路もかなり広く、価格設定も手頃なため、幅広い支持を受けています。